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新しい?ギター

このギターにはラベルがないので、製作年などはわかりません(おそらくフランス製)。貝の装飾がとても美しいギターで、優れた職人技を感じます。日本での刀に銘がないものが多いのと同じように、1800年代のギターにはラベルがない物が多いと聞きます。普通のナイロン弦ではなくガット弦(羊腸弦)をはってみたところ、心に響く暖かで人の声のような音色がしました。
約200年前のギターの黄金時代の作品を弾くにはうってつけの楽器です。

目次

David Jose Rubio 1967 No.120

Rubio 1967

1967年のDavid Jose Rubio (1934~2000)作のギターを手に入れました。
重厚な低音と透明感のあるクリアな音色が特徴です。
イギリスの名手ジュリアン・ブリームがニューヨークを訪れた際にルビオと出会い、その作品に魅了され愛用するようになりました。有名なブリテンの「ノクターナル」などはルビオで録音されているそうです。
ルビオは数年間をニューヨークで制作しておりましたが、ブリームの勧めで1967年にイギリスに渡り製作を続けました。その工房にはポール・フィッシャー、カズオ・サトー、ブライアン・コーエンなどがいました。
この60年代のニューヨーク時代のルビオは製作された本数も少なく貴重であり、またルビオの真骨頂とも言える作品です。イギリスに渡ってからの作品はポール・フィッシャーなどの手も加わっている為この時代の自作品は歴史的な価値があります。
今回手に入れた楽器は1967年製なのでイギリスに渡る前の物のようです。ラベルにはニューヨークで制作というスタンプがあるのでニューヨークで制作された事は確実です。